ノミの生態を知ろう

 

日本国内だけでもノミは80種類ほど生息していると言われています。
ヒトノミ、イヌノミ、ネコノミとそれぞれ寄生する対象が違うと
言われてきました。

 

ところが最近犬や猫に寄生しているのはネコノミ
ほとんどなのだそうです。

 

たまに人間がノミの被害にあうのもネコノミなんです。

 

 

ノミはどのようにしてペットに寄生して繁殖していくのでしょうか
その生態を知ることで、可愛いペットをノミの被害から守ることが
出来るかもしれません!

 

ノミの生涯はどのようなサイクルになっているのか

ノミは人間や動物から発生する熱や二酸化炭素を感じると
宿主を見つけたと素早く飛びつきます。

 

 

宿主である動物の毛の中に入り込んですぐに血を吸い始めるのです。
そして、48時間以内に交尾をして産卵を始めます。

 

 

一度に20個〜50個くらい卵を産み、寿命およそ120日ほどの間に
2000個くらい卵を産みます。
(寿命や産卵数は環境によって変わってきます)

 

 

 

卵は半透明で肉眼でも見えますが非常に小さく砂粒程度で
粘着性がないため宿主の体からこぼれ落ちてしまします。
(ペットの寝床やお気に入りの場所などペットの行動範囲に落ちます)

 

 

落とされた卵は、2日から10日くらいで孵化しますが
気温や湿度が低いと孵化できません。

 

 

孵化しない卵は、気温や湿度などの条件が揃うまで
じっとそのままの状態で待っているのです。

 

 

そして、卵から孵化した幼虫は成虫の糞や動物のフケなどを食べて成長し
脱皮を2回行い1週間から2週間かけて5ミリ程度まで大きくなると繭を作って
蛹になります。

 

 

蛹から2週間ほどたつと成虫に羽化することができますが
一定の条件が揃わないと羽化することができないんです。

 

 

 

条件とは、湿度・振動・炭酸ガスが必要なんです。
動物や人間が歩く振動と吐く息がその条件にあてはまるんです。

 

 

蛹は条件が揃う時まで1年でも待ち続けます。

 

 

蛹から成虫になると近くを通った動物に飛び移り、すぐさま吸血を始めます。
そして交尾産卵と繰り返されます。

 

 

 

 

※成虫を1匹見つけたらその何十倍も予備軍が周りに散っていると思ってすぐに徹底的な掃除をしてください。

 

 

冬でもノミが死なないのは何故?

ノミは気温が13℃以上ないと繁殖活動に時間がかかるようになります。

 

夏の暑い間は産卵→幼虫→蛹→成虫のサイクルが2〜3週間で
ひとまわりすると言われています。

 

 

気温が低くなってくると卵が孵化しない、蛹が羽化しないで
暖かくなるまでそのままの状態で越冬します

 

 

昔は、冬にはノミの被害は報告されていませんでした。
それは、外も室内も寒かったからなんですね

 

 

ところが今は冬でも室内の温度は13°以上を保たれているので
畳やカーペットの隙間など暖かいところに隠れてノミの活動は止まらないのです。

 

 

ペットからノミを駆除するだけではなく、ペットの寝床やカーペットなど
卵や幼虫、蛹などがいそうなところをこまめに掃除機をかけてください。

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